【山南ニュース】車いす体験〔1年生〕(12/3)
本日、1年生は車いす体験学習に取り組みました。
障がいのある方が日常の中でどのような場面に出会い、どんな工夫を重ねて生活しているのかを知ることを目的としています。
はじめに教室で体験の意図や注意点について説明を受けたあと、体育館へ移動して実際の活動に入りました。
今回は、車いすに「乗る側」と「操作する側」の両方を経験することで、それぞれの立場から感じる難しさを体験しました。体育館では、多目的トイレの出入り、スロープの昇り降り、特設コースの走行に挑戦しました。マットを敷いたコースでは、わずかな凹凸でも進みにくくなることや、傾きが生む恐怖感など、想像だけでは分からない感覚に触れることができました。
体験後、生徒たちからは「押す側も、乗る側も、どちらも気を配らないといけない」「ちょっとした段差がこんなに大変だとは思わなかった」という声が聞かれ、さまざまな気づきが生まれているように感じました。
山崎南中学校では、「自分もひとも笑顔になれる学校」を目標に掲げています。
相手の立場を想像する力や、そっと手を差し伸べる姿勢の大切さをあらためて感じることができました。日々の生活の中で、思いやりの気持ちを行動に変えていけるよう、これからも身近なところから取り組んでいきましょう。