【校長室通信】こんなときは厳しく叱りたい(6/3)

 前回の記事で、「褒めることと叱ること」について私なりの考えを書かせていただきました。

 大人は(特に教師は)褒めることも仕事ですが、叱ることも大切な仕事です。
 アカン時は当然厳しく叱るべきです。徹底して厳しく叱るべきです。誰がなんと言おうとアカン時は叱るのです。
 先日、先生方には以下のようなことをお伝えしました。
 
 こんなときは厳しく叱りたい
○人を笑いものにしたとき。いじめたとき。馬鹿にしたとき。
○人の失敗を小馬鹿にして笑ったとき。人を陥れるようなことをしたとき。
○口先だけでいいことを言って、反対のことをしたとき。
○注意されたことに対して逆ギレしたとき。
○いい加減な生き方をしているとき。
○みんなと力を合わせないで、のけ者にしたり、差別したりしたとき。
○自分以下を求めるとき。相手のことを見下した言い方・態度をとったとき。

 「良い叱り方・こんな風に叱りたい」
「人を馬鹿にするな!」「人間のすることじゃないぞ!」
「友だちはとても傷ついているぞ!」
「それはあなたにとっても取り返しのつかないことだぞ!」
「それがあなたのためになることなのか?」
「本当に大事なものは目立たない地味なものなのです。例えば空気のように、水のように。今のあなたはそれを大事にしていない。」
「自分自身に負けているのじゃないのか?」
「本当にそれでいいのか?後で後悔しないか?」

 当然ですが、「怒る」と「叱る」は違います。子どもたちが「お父さん・おかあさん・先生に叱られた…」と思える叱り方をしたいものですね。