【山南ニュース】手話教室〔3年生〕(11/28)
本日の5・6時間目、3年生は手話についての授業を受けました。
5時間目の導入では、「聞こえない」とはどんな状態なのかを、耳のしくみや実際の出来事を通して教えていただきました。音が頼りにできないことで生じる生活上の困りごとや、災害時に必要な配慮など、普段は気づきにくい視点に触れ、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。また、手話以外の伝える方法として「口の動き」、「筆談」、「身振り」、「空書き」の4つがあることを教えていただき、劇や体験を交えながら、情報を伝える側・受け取る側それぞれの難しさを体感することができました。
6時間目は各教室に講師の方が入り、実際に手話の表現を学びました。
「おはよう」「ありがとう」など身近な言葉から、自分の名前の表し方まで、一つひとつに込められた意味を確認しながら練習しました。初めて触れる手話の世界に、驚きや発見の声が自然と起こりました。
最後には修了証と教材をいただきました。今日学んだことを、今後、困っている方々との助け合いに生かしたいと思います。
講師のみなさま、今年度も貴重な体験をありがとうございました。